徒然なるままに無節操にはにわが書いてます。ジャンルは予想がつきません。
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早速、所用のついでにブックオフへ行って来たわけですが。
アーシュラ・U ・K・ル・グインではなく、買ってきてしまいました。
斉藤敦夫作 「冒険者たち」
アニメでは、「ガンバの冒険」という名前で、広く知られています。
ドブネズミのガンバが、仲間たちと共に、白イタチのノロイに立ち向かっていく話は有名ですよね。
アニメ版のノロイの怖かったこと……゜(゚⊃Д`゚)゜
これは、その原作に当たる作品ですが。正直アニメよりもすごい……!
どうすごいって、とにかくシビアです。
アニメ版は、子供が視聴することを意識してか、かなり明るいキャラクターとイメージで描かれています。
が。小説の方は、児童文学のくせして容赦ないです。
とにかくシビア。ヒエラルキーの底辺である鼠という存在が生き抜くことの厳しさ、圧倒的上位に立つ、イタチに立ち向かう難しさ。
倒すぜオー!で終われば、物語は成り立たないんですが、それにしても厳しい。
初読は中学生か高校生の頃だったと思いますが、鳥肌が立つ思いで読み進んだことは忘れられません。
特に、オイボレのシーン……!゜(゚⊃Д`゚)゜
もう、映像で浮かんじゃうぐらいすごかったよ……!
そんなわけで、大人になってから読んでもお勧めの一冊なのです。
………テンションの低いときにはお勧めしませんが。
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